歴代最高得点ワイナリー
ボッシュクルーフ Boschkloof [ ステレンボシュ地区 ]
[ 設立年度 ] 1995年
ステレンボシュのヘルダーバーグとステレンボシュの両山脈に囲まれた25ヘクタールの小さな農場。
栽培品種はシャルドネ、カベルネソーヴィニョン、カベルネフラン、メルロ、シラーズ。栽培は垣根式で灌漑あり。カベルネソーヴィニョン、シラー、シャルドネは、2種類の違うクローンを使用することによりワインを複雑にしている。小さな農園である為、栽培は細部にも丁寧に管理することができる。栽培密度は1ヘクタールあたり3800-4800本、平均収量は5-8トン/ヘクタールと低めに抑えている。醸造哲学はナチュラル製法で人の手をなるべく加えない。SO2なども最小限にしている。農園は自然に恵まれ、多種多様な野生の小動物も生息している。
父ジャック(写真下左)は、南アフリカのシモンシヒ、ラモッテ、ルパートロートシルトで醸造経験を積んだ後に現在のボシュクルーフをオープンした。彼は南アフリカ・シラーズ・フォーラムの会長も務めた経験もあり、今では南アフリカ・ワインメーカーズ・ギルドのメンバーでもある。息子リーネン(写真下右)は、ローヌで醸造経験をした後、実家に戻り、現在は醸造責任者に就任している。彼も、南アフリカの才能ある若手醸造家の1人として注目を浴びている。
2018年ティム・アトキン・南アフリカワイン格付け2級生産者であり、当時レポートではエピローグ2014が、南アフリカ赤ワインの歴代最高得点98点と評価され、益々注目されている。

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ボッシュクルーフ・カベルネソーヴィニヨン・メルロ
2,000円(税込2,200円)
深いルビー色。熟したプラム、ハーブ、チョコレート、オークの風味など複雑な香り。柔らかで心地良い酸味、凝縮した果実味、ボディはしっかりとした骨格を持ち、なめらかでシルキー、心地良い渋み。
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ボッシュクルーフ・シャルドネ
2,400円(税込2,640円)
ライムなどの柑橘類、アプリコット、オークなどの香り。活き活きとした綺麗な酸味、ややリッチで濃厚な厚みもあるが、厚過ぎないちょうど良いバランス感。ボディは程よく中庸。ミネラルも感じられる。
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ボッシュクルーフ・パタツブラン
3,100円(税込3,410円)
このワイン独特の石灰やミネラル、硬質なイメージを強く感じ、しっかりした骨格を持っている。中盤から後半にかけても活き活きした酸は続き、旨みの要素、果実味、ボディ感、全てにバランス良くまとまっている。
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ボッシュクルーフ・コッタボス・グルナッシュ・シラー
3,100円(税込3,410円)
黒系&赤系果実、ラズベリー、スミレ、ストロベリー、白コショウなどの香り。まだ若々しく、フレッシュで綺麗な酸、細やかでなめらかな渋み、繊細で軽快、ピュアなテイスト。透明感のある綺麗なワインで、ブドウを軽く搾ったそのままの味を楽しめる。
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ボッシュクルーフ・コッタボス・シュナンブラン
3,100円(税込3,410円)
フレッシュで豊かな酸、凝縮した果実味だが繊細さも持ち合わせている。果実のピュアな味を楽しめるナチュラルなスタイル。ミネラルは強く感じ、骨格のしっかりしたボディ。
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ボッシュクルーフ・コンクルージョン
4,900円(税込5,390円)
ハーブ、プラム、タバコなどの香り。柔らかくなめらかな酸、凝縮した果実味、程よくしっかりした骨太なボディ。キメは細やかで、シルキーでなめらかな口あたり。
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ボッシュクルーフ・エピローグ・シラー
8,700円(税込9,570円)
ボシュクルーフは当時、ティム・アトキンMWのレポート2016年で、エピローグ2014が、南アフリカ赤ワインの歴代最高得点98点と評価た注目ワイナリー。赤や黒系のベリー、スパイス、白コショウ、黒コショウなど豊な香り。柔らかく奇麗な酸、細やかな渋み、シルキーでなめらかな口あたり。