Bヴィントナーズ・ローンウルフ・サンソー
※商品画像のヴィンテージと実際のヴィンテージが違う場合がございます。
南アフリカを代表するトップ・メーカーの1つ、ラーツのオーナー兼醸造家のブルーワーが、従兄のガヴィンと一緒に2015年に立ち上げたブランド。Bヴィントナーズ
販売価格 /5,800円(税込6,380円)
B Vintners Lone Wolf Cinsault
このワインの目指す所は、古い樹齢の凝縮した果実から重いワインを造るのではなく、美しいピュアなスタイルのワインを造ることであった。1953年植樹のサンソー(ブッシュヴァイン)においては、ステレンボシュの中でも最も古い畑の一つで、ボタラリーヒルズの風化した花崗岩と頁岩の豊かな土壌でアフリカの太陽をしっかり浴びている。暖かい産地にも向いているサンソーにとっては理想的なコンディション。収穫後は、半分を全房でマセラシオン・カルボニック製法で発酵し優しく抽出。残り半分は一般的な製法で除梗し、発酵中はパンチダウンも行った。前者はフレッシュでピュア、軽快なスタイル、後者は凝縮した骨格のあるスタイルのワインが出来た。ともに古いニュートラルなフレンチオークで12ヵ月熟成しブレンド。生産量1000本。レッドチェリー、プラム、フローラル、香ばしいスパイスの香り。フレッシュな酸、豊かで凝縮した果実感はピュアでフルーティ。細やかで洗練された渋みでボディはミディアム。アフリカの豊かな太陽を浴び、古木由来の果実の凝縮感がブドウジュースに表れている。エレガントでドライなフィニッシュ。まるで果実味豊かなピノノワールを飲んでいる様で、ラーツが造ると、普段は脇役的なサンソーという品種もピノノワールに負けない主役品種に変わる。改めてラーツのセンスの良さを感じさせてくれた1本。ピノノワール愛好家にとっても喜んでもらえるワインだと思う。ローストポーク、ジビエ、サバ、ハマチなどの魚。スパイシー料理。
<この畑のストーリー> この畑は1953年植樹というステレンボシュの中で最も古いサンソーの畑の一つで、まったくの偶然から植えられた畑であった。この畑は1953年、南アフリカ初の商業目的で植えられたピノタージュの畑であったが、ピノタージュの苗木が足りず、一部余った場所にサンソーが植えられた(ブッシュヴァイン)。その後、そのサンソーは、幾つかのメーカーにブレンド用として販売されていたが、ラーツが交渉して、この畑の一部をレンタルし、一緒になって耕し、素晴らしいサンソーを造ることが出来た。ラーツは、70年以上も経った今、この歴史的な畑の一部を耕し、収穫し、そこから特別なワインを造っている。この「ポツンと一軒家」的な畑から出来たワインなので「ローンウルフ(一匹狼)」と名付けた。
ラーツのオーナー兼醸造家のブルーワーが、従兄のガヴィンと一緒に2015年に立ち上げたブランド
2015年創立のまだ新しいワイナリーです。南アフリカを代表するトップ・メーカーの1つ、ラーツのオーナー兼醸造家のブルーワーが、従兄のガヴィンと一緒に2015年に立ち上げたブランド。Bヴィントナーズは、一言で言えば、「ブドウを探求する会社」。二人は、南アフリカの伝統的なブドウ品種を敬いそして使用し、高品質なクラフト・ワインを造っている。全ての畑は標高が高く、海に近い、肥沃な土壌を利用している。目指すは、伝統的なケープのブドウとテロワールに目を向け、それにより新しい未来を切り開くこと。」
> ラーツ