ブーケンハーツクルーフ・ステレンボッシュ・カベルネ
※商品画像のヴィンテージと実際のヴィンテージが違う場合がございます。
畑はヘルダーバーグの北西向きの斜面、ポカドライヒルズの南東側斜面。これらの畑は風化した花崗岩にテーブルマウンテン砂岩と岩の多いコーヒークリップ土壌(現地で呼ばれている土壌名。鉄分の多い花崗岩で赤ワインにミネラルとエレガンスを与える)が混ざっている。
販売価格 /9,400円(税込10,340円)
Boekenhoutskloof Stellenbosch Cabernet Sauvignon
畑はヘルダーバーグの北西向きの斜面、ポカドライヒルズの南東側斜面。これらの畑は風化した花崗岩にテーブルマウンテン砂岩と岩の多いコーヒークリップ土壌(現地で呼ばれている土壌名。鉄分の多い花崗岩で赤ワインにミネラルとエレガンスを与える)が混ざっている。この辺りはフォルス湾からの海風と花崗岩系の土壌で、ワインはミネラルと鉛筆の芯のような風味が表現される。2019年ヴィンテージの特徴は、ブドウの長い成熟期間により、収穫が4月まで十分に延長されたことです。2月末の夜間の気温が低く、熱波が少なかったため、ハンギングタイムが長くなりました。フレッシュさと酸を犠牲にすることなく、果実のフレーバーをさらに発展させることができました。これらの条件は、最終的にワインにフレッシュさとパウダーのようなタンニン、しっかりした骨格を与えました。2019年のカベルネ・ソーヴィニヨンは、私たちのステレンボッシュの6番目のヴィンテージです。このワインの品質がますます向上していることは、毎年経験を積むことによって、ステレンボッシュの畑とテロワールをより深く理解できるようになったからです。ブドウは手摘みで収穫され、フランシュフックのワイナリーに運ばれ、醸造前に冷却。その後、区画ごとにそれぞれ除梗、破砕しチューリップ型のコンクリートタンクに入れ27度から30度の温度で低温マセラシオンと自然発酵。発酵中は頻繁にパンプオーバーを行い、アロマ、色、タンニンを優しく抽出。アルコール発酵後、地下の貯蔵庫にて225リットルのフレンチオーク(新樽75%使用、残りは中古の樽)で長期間のマロラクティック発酵を経て22ヶ月間熟成。2018年ヴィンテージ以降、この地下の貯蔵庫で熟成することにって、ダークフルーツと鉛筆の芯の風味を伴いながら、カベルネソーヴィニョンらしい骨格と、より洗練されたワインに仕上がるようになった。香りは豊かで、ダークチェリー、カシス、黒系果実、鉛筆の芯、炭、灰、シナモン、スパイス、コーヒー、カカオや樽の風味が繊細かつ複雑に香る。心地良い酸、柔らかくなめらか、ジューシーでスムーズなタッチ。ブルーベリーやカシスの風味に少しスモーキーで土の感じも出ている。タイトでフォーカスされたボディ感とフレッシュな酸味、果実味はジューシーで深みもある。カカオパウダーのような細やかでしっかりした渋み、クラシックなスタイルで複雑、全体のバランスが整っている。しなやかで力強いボディを持った贅沢でエレガントなワイン。余韻は長く、ハーブの風味にダークチョコレートやオークのニュアンス、タバコや鉛筆の芯の風味も伴い、凝縮したドライなフィニッシュ。毎年着実に品質は上がっており、これぞブーケンハーツクルーフの7つの椅子(トップレンジ)という威厳も感じられる。オーナー兼醸造家のマーク・ケントがステレンボシュにこだわったことが理解できる。南アフリカ、ステレンボシュを表現している素晴らしいカベルネの1本。
7つの椅子を作り上げた「ワールドクラス」の生産者
ブーケンハーツクルーフ社は、南アフリカを代表するワイン生産者である。フランシュック地区で最も古く、かつ最も評価の高いワイナリー。ワイナリーの名前の由来は、「ブーケンハーツ」(現地の言葉、アフリカーンス語で「土着のブナの木」を意味する)から来ている。同ワイナリーのトップ・レンジのラベルには、この木で作られたケープ・オランダ様式の7つの椅子の絵が描かれている。
> ブーケンハーツ・クルーフ