ブーケンハーツクルーフ・セミヨン
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南アフリカの最も古い樹齢のセミヨンを使用。また、オールドヴァイン(樹齢35年以上)の認証も取得している。ブドウはフランシュックの3箇所の畑から収穫している。
販売価格 /9,400円(税込10,340円)
Boekenhoutskloof Semillon
南アフリカの最も古い樹齢のセミヨンを使用。また、オールドヴァイン(樹齢35年以上)の認証も取得している。ブドウはフランシュックの3箇所の畑から収穫している。一つは南アフリカで最も古い畑の1つである1902年に植樹された畑。二つ目は1942年に植樹された畑。ともに灌漑無しのブッシュヴァイン(株仕立て)。これらの畑はフランシュック・リバーベッドというほとんど斜面のない古い沖積土壌の中にローム土壌が多く混ざっている。三つ目は風化した花崗岩や石英の多い畑で南向きの45度の急斜面にある収穫量の低い1936年に植樹された畑。これらの畑は厳しい自然環境にも順応している。沖積土壌の畑では、深みのある複雑なワインになる。樹齢が古いことにより地下の根が長く伸び、ワインは複雑かつ骨格のしっかりした信じられないほど熟成に耐えうるワインになる。面白いことに、これらの古い畑では、突然変異で(自然に)ブドウがピンク色(セミヨングリ)に変わるものがある。セミヨングリはブドウが生育するのに時間がかかる為、通常は2回目の収穫時に収穫する。そしてわずかな比率で1902年植樹のマスカットオブアレキサンドリアを使用し、これによりワインがアロマティックになる。2019年のセミヨンの収穫は、これまでで最も早い収穫のひとつで、2月の第1週から始まりました。冬は平均よりも雨が多く、開花期は乾燥したコンディションでした。その結果、結実と芽吹きが早くなりました。このような条件下では、収量が少なく、果実や房が小さくなり、リッチなワインを造るのには理想的でした。2019年のセミヨンは、非常にピュアで透明感のある果実の特徴が出ています。収穫したブドウは全房プレスし、225Lのフレンチオークの新樽(70%)と卵型のコンクリートタンク(30%)で低温で自然発酵。その間はSO2を加えることなく14ヶ月熟成。この低温での酸化的アプローチにより古木のセミヨンのしっかりした骨格と質感を高めることができ、また長い熟成にも耐えうることが出来るようになります。マスカットオブアレキサンドリアは、アンフォラの素焼きの壺でブドウの皮とともに発酵し熟成させている。オレンジ、マーマレード、ジャスミン、柑橘類、桃、ハチミツ、レモングラス、石を擦った香りやナッツの香り。フレッシュで心地良い酸、凝縮し豊かな果実味とミネラル感。スムーズで、なめらか、クリーミーでリッチな味わい。ふくよかで厚みのあるしっかりした骨格のあるボディ。フィニッシュは長くエレガントで、クリーンでドライ、濃厚でなめらか、かつフレッシュな風味や僅かに塩気も感じる。またレモン、柑橘類の皮、グレープフルーツ、カモミール、リンゴなどの爽やかなフルーツやハーブの風味もある。古木のブドウから作られる複雑でボディのある特別なセミヨンで、南アフリカだけでなく、世界的にも珍しい貴重な存在。「これぞブーケンハーツの7つの椅子ワイン!」という威厳のあるセミヨンで、このようなセミヨンもあるということを知って欲しいという意味で一度はトライしてほしい。ヴィンテージ+10年以上熟成するので熟成したセミヨンも是非味わって下さい。サーモンなど脂の多い魚やシーフード料理、バターやクリームソースを使った料理、ココナッツが入ったタイカレーやスパイシー料理など。
南アフリカ No.1 ワイナリー
ブーケンハーツクルーフ社は、南アフリカを代表する「ワールドクラス」ワイン生産者。1776年設立。フランシュック地区で最も古く、かつ最も評価の高いワイナリー。
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