キャサリン・マーシャル・シュナンブラン・アンフォラ

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熟した白桃、梨、白い花、ハーブなどの香り。熟成すると、アーモンドペースト、ベイクドアップル、スパイスなどの香りも現れる。爽やかで穏やかな酸味、なめらかで、ややふくよかな厚みもある。
販売価格 / 4,800 円(税抜)
Catherine Marshall Chenin Blanc amphora
メインはエルギンの単一畑のブドウを使用。畑は冷涼な南から南東斜面でブドウは2.2mx1.2m間隔で栽培されている。このブドウからフリンティで控えめなクラシックなワインになる。また一部はステレンラストのボタラリー地区の古いブッシュヴァインのブドウを使用。このブドウはフレッシュで濃厚なネクタリンの風味を持ち、ワインを複雑にしている。収穫は3月上旬に行われた。選果の後、プレス。フリーランジュースを使用。ステンレスタンクで12度で2日間冷却し、アンフォラの壷に移して天然発酵。発酵後は、一部は500Lのフレンチオークに入れてマロラクティック発酵を経て11ヶ月熟成。メインのアンフォラは、マロラクティック発酵は行わず、フレッシュでクリスピーな感じをキープしている。こちらも同じく11ヶ月熟成し、両方をブレンドして瓶詰め。若い時は熟した梨や桃、白い花、ハーブなどの香り。熟成すると、アーモンドペースト、焼きリンゴ、スパイスなどの香りも現れる。フレッシュな酸味、ピュアでフルーティ、優しい口当たり。なめらかで、ややふくよかな厚みもある。フレッシュ&ピュアな味わいが魅力的で複雑味もある。バランスも良くエレガントに仕上がっている。樽無しのフレッシュなだけのシュナンブランでもなく、樽熟成したオーク風味のある濃厚なタイプでもない、素焼きのアンフォラによってフレッシュ&フルーティ、ピュアな味を楽しめる要素と、まるでオーク樽で熟成させたような空気に触れたふくよかさの両方の要素を持ち合わせている。他にはないユニーク性を表現し、かつ完成度の高いワインに仕上げていることがキャサリンのセンスであり才能なのだろう。サーモン、ホタテ、魚のグリル、寿司、天ぷら、アジア系料理、鶏肉料理、エビのリゾットなど。


ブドウ本来の美味しさとテロワールを表現するアーティスト
冷涼地区エルギンで標高約300mの所に畑を持つ。醸造家キャサリンは、これまで南アフリカ国内のいくつかの優良ワイナリーの下で醸造に携わり、国内外の数多くのメダルを受賞、プラッター(南アフリカワインの評価本の権威。最大5星評価)で5星も獲得してきた。その後、自身のワインを作るために1996年に独立し、エルギンに小さなワイナリーを開いた。
彼女は、これまでの経験と、エルギンの土壌を把握した理論派的な醸造家。また、可能な限りナチュラルなアプローチで醸造する不干渉主義者(ミニマリスト)でもある。モットーは、それぞれの畑や土壌の特徴、ブドウ本来の美味しさをそのままワインに表現するテロワール主義。
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