ブルースジャック・ソーヴィニヨンブラン

メインの畑はブリードクリーフ。このエリアは、多様な地形や土壌のある地区として知られていて、様々なタイプのブドウ/ワインをブレンドすることが出来る。涼しい早朝に収穫後、破砕し、ブドウジュースは冷却され、その後ステンレスタンクで低温発酵、澱が入ったまま熟成。一部に冷涼地区「エリム」の高級なソーヴィニョンブランを混ぜることで、酸味を出しながらエレガントな味わいに仕上げている。全体的には、様々な地域のプレミアムなブドウを慎重にブレンドすることにより、それぞれのテロワールやエッセンスを感じながらもリーズナブルかつ高品質に仕上げている点にこのワインの価値がある。温かい地域のブドウは、熟したジューシーな白桃と柑橘系のタッチ。冷涼な地区のブドウは、活き活きとした青リンゴやレモングラスの要素、フレッシュな酸と爽快感、そしてこのワインに際立った個性を与えている。こうして、異なる地域の高級ソーヴィニヨン・ブランの畑を注意深くブレンドした結果、他とは違う「このワインらしさ」が生まれた。時間の経過とともにジューシーな白桃が主役となり、柑橘系のニュアンスと優雅にバランスをとった、心地よい甘さも感じることが出来る。このワインは今でも楽しめるが、今後数年の間に変化・発展する可能性を秘めたエキサイティングなワイン。パセリ、バジル、コリアンダー、ミントなど、フレッシュなグリーン・ハーブにライムを絞ったグリーンサラダ。レモンやライムを絞ったカルパッチョ、生ガキ、ヒラメや鯛、様々なシーフード料理、山羊のチーズやオリーブなど。